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住宅ローンの金利について|2019年4月2日

こんにちは。ミナミです!

前回は住宅ローンについてお話をさせていただいたと思います。今回は金利についてお話をさせていただきます。

住宅ローン選びで大切なポイントのひとつが、金利タイプの選択です。住宅ローンには、「変動金利型」「固定期間選択型」「全期間固定金利型」の3つの金利タイプがあります。それぞれについて、改めてご説明しておきましょう。

変動金利型

変動金利型は、3つの金利タイプの中で一番金利水準が低いものです。民間金融機関が扱う住宅ローンの主力といえる存在です。

返済期間中、半年ごとに金利が見直され、返済額が増減する可能性がありますが、返済額については5年ごとに見直されるのが一般的です。また、返済額が上がる場合でも、見直し後の返済額は、従前の1.25倍までとするのが一般的です。

そのため、大きく金利が上昇した場合には、未払い金利が発生する可能性があります。

固定期間選択型

借入当初から一定期間の金利が固定されるタイプです。固定期間終了後は、改めて変動金利か固定金利期間選択型を選ぶことになり、その時点の金利が適用されます。

金利の固定期間は2年、3年、5年、7年、10年…など金融機関によって異なります。固定期間が短いほど金利が低くなるのが一般的ですが、中には10年固定型のほうが、5年固定型や7年固定型よりも金利が低いといったケースもあるのでしっかり確認しましょう。

全期間固定金利型

金利の変動がないため、借り入れから返済終了時まで返済額が変わりません。他の2つの金利タイプに比べると金利水準は高めに設定されている傾向にあります。

ただし、近年は低金利化が進んでいるため、他の金利タイプとの金利差は小さく、現在の金利水準で完済まで融資を受けられるのは、かなり大きなメリットといえるでしょう。

 

 

~金利タイプごとのメリット・デメリット~

 

変動金利型

固定金利型

全期間固定金利型

メリット

適用金利の水準が低い

固定金利期間を自由に選べる

完済時まで返済額が一定なので安定して返済できる

 

デメリット

金利変動リスクがあり、返済額が5年ごとに変わる
(未払い利息が発生する場合がある)

固定金利期間終了後の金利がどうなるかわからない

適用金利の水準が高め

金利上昇によって返済額が増える可能性があっても、当初の返済額を抑えたいなら変動金利型固定期間選択型を選ぶといいでしょう。

ただし、金利上昇リスクがあること十分に認識しておいてください。いくら当初の返済額が低くても、将来の金利上昇で返済苦に陥ってしまうなら、賢い選択とはいえません。

金利が少々高めでも、安定した返済を望むなら全期間固定金利型がおすすめです。特に、現在は金利水準が低いので、全期間固定金利型を選択しやすい環境といえるでしょう。

完済するまで返済額が変わらないことは大きなメリットです。「今後、教育費の負担が増える」「転職を考えていて一時的に収入が減るかもしれない」など、家計支出が増えることがわかっている場合や、収入が不安定になるリスクがある場合には、家計収支の見通しが立てやすい全期間固定金利型は有利です。

しかし、お客様によって生活の在り方は様々です。信頼できるパートナーと一緒に住宅ローンの金利も考えた方が家づくりは上手に進むかも知れませんね!

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